KEEP CALM AND CARRY ON

最後の週である。

今週で学校が終わる。

学校が終わったらすぐスペインに行って

スペインからロンドンに帰ってきたら用意して帰国する。

１年いたからといって

別に英語が話せるようになるわけではない。

普段、適当にあれこれ話せる人なら上達が早いだろうけど

あたしのように日本語でさえあれこれ適当に話せない上に

話そうとすると文章が絡まってしまう類いの人間には言語習得は難しい。

うまく話せる人は

世の中をうまく渡っていけるということは

十分に理解している。

ただあたしは話せなくても

心地よく過ごせる楽園にここ何年か住みついてしまい

うまく話そうとする努力を忘れてしまったのと同時に

うまく話そうとしている自分がなんだかうさんくさくて嫌いだった。

でも大人だ。

ある程度のオンオフは必要である。

先週の金曜日にまた先生に呼び出しをうけた。

まぁ、先週手が震える事件とかあってあきらかに変だったからね。

この１年の道のりを面倒だったから回り道せずに話した。

で、どうしたいの？

と聞かれた。

授業にて何が得たいのか？って聞いてるのは

わかってたんだけど

前の日に見た映画EAT PRAY LOVEからパクって

I just want peace.

と言ってみた。

あたしが先生の立場なら爆笑したのちに

沈黙を呼ぶだろう。

が、彼は笑わなかった。

Do you like walking?

と切り返してきたのである。

週末は晴れだから散歩に出かけろと提案してきた。

彼の引き出しの多さに脱帽である。

写真は少し早いけど2011年の手帳である。

WATER STONESという本屋にて見つけ、即買いした。

かわいい上にメッセージが強い。