15.5.09

東京の空。

あたしにはあまりにも広すぎる真っ暗闇の空は
単なる孤独としか見えてなかったけれど
毎日眺めてると
そこには星があることに気づいたのです。

ひとつ見つけると
本当は真っ暗闇じゃなかったんだと
何個かの星が見つかる。

恐れて見ようとしていなかったのだなと、
また気づく。


誰かのココロを
塗りつぶしてる闇の夜にも
きっと星があるはずで

眩しすぎる光が
キミを照らすから
見えなくなってしまうのなら

いっそのこと
目を閉じてみれば、
まぶたの裏に
きっと星がみつかるはず。

きっと。


そんなことを思った帰り道、
とても冷たい風と白い息。


東京の空を
想わない日はないのです。

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